大山の魅力

ようこそ大山(おおやま)へ


 都心から約90分。丹沢大山(たんざわおおやま)国定公園に位置する大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市を表玄関に、標高1252mのピラミッド型の美しい山容を誇ります。大山が別名「雨降山」(あふりやま)と呼ばれるのは、相模湾の水蒸気をたたえた風を受け、雨が降りやすい(また上がりやすい)山容に由来し、別名「あめふりやま(雨降山)」転じて「あふりやま(阿夫利山)」となったためです。
 相模平野はもとより海上からもランドマークになる大山は、縄文の古代から霊山として、また江戸期には江戸の火消しをはじめ、関東一円の農民、漁民からもそれぞれ水を司る神、航行守護の神として崇敬を集めました。江戸の人口が100万人の頃、山頂への登山が許されたひと夏で20万人が訪れたといわれる隆盛を極めた山です。浮世絵や落語「大山詣(おおやままいり)」にもそのひとコマが活写されています。こうした歴史文化が認められ、2016年に文化庁の「日本遺産」に認定されました。
 現代も、大山の湧水を活かした豆腐料理やコンニャク、キャラブキ、地酒などの食文化をはじめ、「大山こま」を代表とする木地師文化、宿坊街や参道にも、江戸や昭和期の風情が息づいており、日本の歴史文化をコンパクトに体験できるエリアです。
 また、大山は関八州の展望台とも言われ、「かながわの景勝50」に選定された山頂からの眺めはすばらしく、雨上がりや空気の澄んでいるときは相模平野から江ノ島、三浦半島、房総半島、東京都心の高層ビル群も遠望でき、振り返れば丹沢表尾根から富士、箱根の連山、秩父多摩の山並みがつづき、東京近郊の山で隋一の眺望を誇っています。
 中腹の景勝地、阿夫利神社駅を下車してすぐ、阿夫利神社(下社)からの眺望は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて二つ星で紹介されています。普段着でもケーブルカーを利用すれば、ラクラク絶景に出会えます。

雨降山 大山寺


 天平勝宝7年(755年)、奈良東大寺の別当良弁僧正が開基し、聖武天皇の勅願寺となった古刹。現在は真言宗大覚寺派に属し、京都大覚寺の別院となっています。通称「大山のお不動さん」と親しまれ、関東三大不動のひとつに数えられます。文永年間(1264~1274年)願行上人によって鋳造された本尊鉄鋳不動明王、および二童子像は国の重要文化財に指定されており、寺の行事のほか「8」の付く日に拝観できます。
「大山参り」で賑わった江戸期は神仏習合の時代で、大山寺は現在の阿夫利神社下社のある地点にありましたが、明治期の神仏分離政策により、現在の位置に移っています。


みどころ

本尊鉄造不動明王と二童子像
 願行上人によって鋳造。 徳川家光公は、宇都宮の吊天井の難を免れたのはこの不動明王のご加護だとし、深く帰依されたといわれています。毎月8・18・28日に御開帳。
宝篋印塔
 青銅造りで高さ11メートルの宝篋印塔。 寛政7年(1795年)旧大山寺境内に建立。大正3年現境内に再建される。香花を供えて右回りに3度回ると願いがかなうといわれています。
五壇護摩法要
 毎年2月28日に修業され、本尊の不動明王を含む五大明王像の前に五つの壇を設け、五人の僧が護摩木を焚いて息災増益などを祈ります。この法要は古くから天皇や国家の危機の際に行われ今では全国でも珍しいものです。
もみじ
 紅葉の時期になると本堂前の石段を覆う真っ赤なモミジが多くの来山客の目を楽しまてくれます。見頃の時期(概ね11月中旬~下旬)は、紅葉ライトアップが行われます。

大山阿夫利神社


 第10代崇神天皇の頃(紀元前97年頃)の創建と伝えられ、山頂に本社、標高700メートルの中腹に下社があります。 「大山祗大神(おおやまづみのおおかみ)」「大雷神(おおいかずちのかみ)」「高おかみ神(たかおかみのかみ)」を主祭神としています。 源頼朝をはじめ、多くの武将に崇敬を受け、神仏習合の江戸時代には「石尊大権現(せきそんだいごんげん)」として庶民の信仰を集め、行楽を兼ねた「大山詣り」が盛んになりました。


みどころ

下社からの眺め(ミシュラン・グリーンガイド二つ星)
 雨上がりや空気の澄んだ日には相模湾に浮かぶ江ノ島や三浦半島、遠くは房総半島、伊豆大島を一望することができます。夜景は特に素晴らしく、「涼・大山の夏 光の競演~夜景と絵とうろう~」開催期間や、紅葉ライトアップ期間、年末年始など期間限定のケーブルカー「夜景運転」とともにお楽しみください。
大山名水 神泉
 下社拝殿の地下から湧き出る御神水。殖産・長命延寿の泉として愛飲されています。大山の銘酒「阿夫利大山(あふりおおやま)」にも使用されています。
秋季例大祭
 毎年8月27日から3日間行われ、「御霊」を下社から社務局へみこしで担ぎ下ろす「おくだり」で始まり、中日の28日には社務局で県の重要無形文化財に指定されている巫女舞(みこまい)や倭舞(やまとまい)が奉納されます。
火祭薪能
 元禄16年に始まった「大山能」が起源。1981年に「火祭薪能」として復活しました。社務局を包む黒々とした森を背景に観世流の能が演じられ、まさに幻想的な夜となります。

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