大山の魅力

ようこそ大山へ


都心から約90分。丹沢大山国定公園に位置する大山は、神奈川県伊勢原市を表玄関に、標高1252mのピラミッド型の美しい山容を見せています。 相模平野のどこからも見える大山は古代から霊山として関東一円の農民からは農業の神、漁民からは航行守護の神として崇められ、江戸の庶民には福を授け災害除けにあらたかな神として信仰を集め、落語の大山詣りや浮世絵にいきいきと写されています。大山が別名「雨降山」とも呼ばれるのは山頂に年中水のしたっている霊木があるからです。
関八州の展望台と言われ「かながわの景勝50」に選定された山頂からの眺めはすばらしく、空気の澄んでいるときは相模平野から江ノ島、三浦半島、房総半島、東京都心の高層ビル群も望見でき、振り返れば丹沢表尾根から富士、箱根の連山、秩父多摩の山並みがつづき、東京近郊の山で隋一の眺望を誇っています。
阿夫利神社駅を下車してすぐ、阿夫利神社(下社)からの眺望は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて二つ星で紹介されています。

雨降山 大山寺


天平勝宝7年(755年)、奈良東大寺の別当良弁僧正が開基し、聖武天皇の勅願寺となった古刹。真言宗大覚寺派に属し、京都大覚寺の別院でもあります。 通称「大山のお不動さん」と親しまれ、関東三大不動のひとつに数えられています。 文永年間(1264~1274年)願行上人によって鋳造された本尊鉄鋳不動明王および二童子像は国の重要文化財に指定されています。


みどころ

本尊鉄造不動明王と二童子像
願行上人によって鋳造。 徳川家光公は、宇都宮の吊天井の難を免れたのはこの不動明王のご加護だとし、深く帰依されたといわれています。毎月8・18・28日に御開帳。
宝篋印塔
青銅造りで高さ11メートルの宝篋印塔。 寛政7年(1795年)旧大山寺境内に建立。大正3年現境内に再建される。香花を供えて右回りに3度回ると願いがかなうといわれています。
五壇護摩法要
毎年2月28日に修業され、本尊の不動明王を含む五大明王像の前に五つの壇を設け、五人の僧が護摩木を焚いて息災増益などを祈ります。この法要は古くから天皇や国家の危機の際に行われ今では全国でも珍しいものです。
もみじ
紅葉の時期になると本堂前の石段を覆う真っ赤なモミジが多くの見物客の目を楽しませます。

大山阿夫利神社


第10代崇神天皇の頃(紀元前97年頃)の創建と伝えられ、山頂に本社、標高700メートルの中腹に下社があります。 「大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)」「大雷神(おおいかずちのかみ)」「高おかみ神(たかおかみのかみ)」を主祭神とし、大山山頂に立つ本社に祀られております。 源頼朝をはじめ、多くの武将に厚い崇敬を受け、江戸時代には庶民の信仰を集め大山参りが盛んになりました。


みどころ

下社境内からの眺め
天気がよく空気の澄んだ日には相模湾に浮かぶ江ノ島や三浦半島、遠くは房総半島、伊豆大島を一望することができます。
大山名水 神泉
下社拝殿の地下から湧き出る御神水。殖産・長命延寿の泉として愛飲されています。
秋季例大祭
毎年8月27日から3日間行われ、「御霊」を下社から社務局へみこしで担ぎ下ろす「おくだり」で始まり、中日の28日には社務局で県の重要無形文化財に指定されている巫女舞や倭舞が奉納されます。
火祭薪能
元禄16年に始まった「大山能」が起源。1981年に「火祭薪能」として復活しました。社務局を包む黒々とした森を背景に観世流の能が演じられ、まさに幻想的な夜となります。

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